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帰国者を理解するために(3)〜「どう接すればいいの?」帰国者は宇宙人?その2

小冊子のダウンロードはこちらから 過去記事リンク はじめに 1. 帰国者ってどんな人? 2. どう接すればいいの?ー「帰国者は宇宙人?」その1 ++++++++ 3. どう接すればいいの? – 「帰国者は宇宙人?」その2 ポイント 2. 海外に行く前の、日本での教会経験は? 自分のことを考えたり、自分と向き合う時間がとれるようになります。外国語の環 境では入ってくる情報量がどうしても少なくなることもあり(日本だと入ってくる情 報をすべて理解できるが、海外だとそうではない)、日本での生活よりも、比較的自 分のペースで生活できます。しかし帰国すると、情報量も増え、それに動かされて しまうことも多いでしょう。さらに、家族・友人・地域・学校や職場等の環境に合わ せて生活しなければならず、「自分の時間」が無くなってしまいます。「忙しさについ ていくので精一杯」と感じる帰国者は少なくありません。〕その戸惑いをまずは受け 止め、日本の忙しさの中でどのようにクリスチャンとして生きていくか、徐々に導い ていく必要があります。 海外で生まれて初めてクリスチャンという人に出会った、友人になった、あるいは初 めて教会に入った、キリスト教と接触があった、といった場合は、日本での教会・キリ スト教経験は皆無であることがわかりますので、そのつもりで導く必要があります。し かし、日本で求道していた、幼い頃教会学校に行ったことがある、学校がミッションス クールで聖書や礼拝に馴染みがある、となりますと、ある程度日本の教会の様子を知っ ていることになりますので、この点の確認は大切です。   ポイント 3. 海外でどのように教会に関わっていたか? 現地教会の場合、ゲスト(お客さん)扱いされてきた方が多いかもしれません。人数 が多く、言語の壁がある中で教会活動に携わることは大抵の日本人にとっては大きな ハードルです。よって奉仕に関わった経験がまったくない可能性もあります。 一方、日本語教会・JCFの場合は、ケース 2 のビジネスマン B さんのように、少な い人数で教会を支える必要から、受洗後まもなくから(場合によっては求道中でも)積 極的に奉仕している場合があります。 日本語教会や、日本人クリスチャンが行っている家庭集会やバイブルスタディのよう な交わりで救われた場合は、そのグループ内で活発に奉仕していたことも考えられます。 そのような点も確認されると良いでしょう。   ポイント 4. どのような信仰の歩みをしてきたか? 受洗は? 霊的状態の確認に関する質問はもっと早い段階で尋ねるべきだという考えもあるかと 思いますが、特に現地教会の場合は「受洗した」といっても、日本の教会で洗礼準備をし、 教会の会員になるということを教えられて受洗したのとは違うケースがよくありますの で、質問の重要性からするとこれまでの質問の方が意味があるように思います。 日本語教会であれば、日本人牧師が洗礼を受ける際に何らかの学びの機会を持ってい る場合が多いので、どういう準備をしたか、教会について、教会員になることについて どの程度教えられているかを確認すれば良いように思います。 現地教会で受洗した場合は、ケース 1 の A さんのように、「受洗したい」と言う希望者 に洗礼を授ける教会もありますので、どんな準備をしたか、その教会では受洗したクリ スチャンがどのような教会生活をしていたか、を尋ねることが大切です。たとえば、い わゆる「キリスト教国」のイギリスでは、国教会の伝統もあり、洗礼とはおもに幼児洗 礼のことで、日本人がお宮参りする感覚で未信者も子供が赤ちゃんの時に教会で洗礼を 受けさせることが一般的です。洗礼を受けた者はクリスチャン、クリスチャンであれば どこに移り住んでもその「教区」の教会に通うもの、ということで「教会員」の意識は 一般的にはあまりありません。(もちろん、イギリスにもバプテスト教会や単立教会な どはあります。)アメリカや、オーストラリア・ニュージーランドなどではそのような 教区制度はないものの、教会員制度に対する意識はあまりない教会が多く、信仰告白の 祈りをしたら、その日の内に洗礼を授ける教会は決してめずらしくありません。よって、 現地の教会で洗礼を受けた、ということと、日本の教会で洗礼を受けた、ということは 大きな違いがある場合が多々あります。日本の教会では洗礼を受けるイコール教会員と なる、という場合が多いですが、海外の教会では洗礼は純粋にその人の信仰告白を意味 します。 また、稀にではありますが、本人の信仰告白というのも、よく話を聞いてみると、現 地の友人がとてもよくしてくれて、聖書も丁寧に忍耐をもって教えてくれた、信じます かと聞かれて「ノー」と言えなかった、というケースもあります。これは日本人ではな い人たちにはわからないものです。 続く。。。

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BBWIT19参加者の証「ビジョンを通して本質に戻ること」

先日、めぐみっくすが報告として書いてくれたBBWIT19について、参加者のおひとりが証を書いてくださいましたので、掲載します。     ビジョンを通して本質に戻ること 横尾恵美ダーン 今回のBBWITは初めて参加させていただきましたが、この短い時間を通して、「主はすべてをご存知であるお方」ということを体感させられました。「ビジョンにコミット」というテーマを知ってから、参加にあたっての唯一の祈りが「個人的なビジョンが与えられますように」というシンプルなものでした。個人的なビジョンという考え自体が、自己中心的なのではないかという不安もありましたが、BBWITの終わる頃には、その不安も吹き飛ばされた経験が、私のこれからの生き方を変えていったと思います。 一つひとつ丁寧に準備されたプログラムの内容がすべて違う観点から「ビジョン」について教えられたのですが、個人的なビジョンというもの自体、「神様のビジョン」と「ミニストリーのビジョン」がベースにあってこその内容なので、決して自己実現の欲求を満たす自己満足の領域ではないことが最初に分かりました。最後のワークショップで「自分の墓石に書いてもらいたい言葉(自分の生き様)」を書く作業を通して、自分のビジョンが確立されていきました。 そのビジョンは「神様が私を作ってくださった本来の姿を生きる」です。言い訳をして使わずに逃げてきた自分の賜物や、神よりも人を恐れて萎縮していた心に気づかされました。でも、詩篇139:16を通して自分の過去を振り返る時間が与えられ、そこで神様がされることの中には何一つ無駄もないことに気付かされ、今までの人生もこれからの人生も、導いてくださる揺るぎない事実を改めて噛みしめることができました。 もっと具体的なビジョンを想定していただけに、「こんなので良いのか?これは神様を第一にしていることになるのか?」という疑問は当初ありました。しかし、よく考えてみると、とても具体的な生き様がその中に描かれており、このように生きるためにこそ、神との関係を第一にする必要があることに気付かされました。私を創造してくださった方を知らずして、生き方を勝手に編みだすことができないからです。 BBWITが終わってからも実を結んでいることが一つあります。BBWITで学んだIBS(帰納的聖書研究)方法を、現在スモールグループで使っており、ほんの数節の御言葉から驚くべき深みまで行けることに毎週感動を覚えています。同じ横浜スモールグループの姉妹とBBWITの時間を共有できたこともとても感謝なことでした。 主は私が生まれて1日もたたない内に、このBBWITの参加のこともご存知であったこと、そしてそれまでの歩みを何一つ無駄にされなかったことが、神様の大きな愛の現れなのかなと思います。これからの歩みを、与えられたビジョンを心に留めながら、確立して行きたいと願わされます。

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帰国者を理解するために(2)〜「どう接すればいいの?」帰国者は宇宙人?

小冊子のダウンロードはこちらから 過去記事リンク はじめに 1. 帰国者ってどんな人? ++++++++ 2. どう接すればいいの? – 「帰国者は宇宙人?」 日本の北と南、西と東。日本国内の移動でもカルチャー・ショックはありを通ります。就学、転勤などで引越した時には、その土地に慣れるプロセスを通ります。言葉、人間関係、風習・習慣など、当たり前だと思っていたことが通じないとき、新しいやり方を知り、馴染んでいくようになります。教会も、小さな社会。違う土地から来た人は、同じような適応のプロセスを通るでしょう。 やって来る人だけでなく、帰国者を迎え入れる側にとっても、自分たちとは異なる背景を持つ人との出会いは、一種のカルチャーショックかもしれません。自分たち達が当たり前と思っていることと全く違うやり方や価値観を持ち、言葉も、時には身なりさえも違う新しい人を迎え入れ、共に歩むには、一歩一歩の過程があることでしょう。「日本国内の引越しで来られた方の経験はあるが、帰国者というのは全く分からない」という声をよく聞くことがあります。「帰国者というのは宇宙人のようだ」と言う人がいます。慣れない経験に戸惑いつつもそういう経験をしながらも、かえってこのような経験があったからこそ「海外でクリスチャンになった帰国者を理解するにはどうしたらいいのか。」「またこの教会に来たい、と思ってもらえるためにはどうしたらいいのか。」という思い・願い・求めが与えられている教会(信徒・牧師)が、いま日本各地に起こされていることは、素晴らしいことです! 以下にあげるポイントは、帰国してきた方が海外でどのような経験をしバックグラウンドを持ち、どのような信仰形成をしてきたかを知ることは、彼らの背景を理解し、迎え入れる上でとても重要だと思います。以下にそのためのポイントをいくつか掲げます。   ポイント1.  海外でどういう教会に行っていたか? あなたの教会に来た帰国者は、海外でどういう教会へ行っていたでしょうか。現地教会か、それとも日本語教会(Japanese Christian Fellowshipの略でよくJCFと呼ばれる)でしょうか。 現地教会であれば、帰国者がキリスト教について知っていることは、ほとんど英語で学んでいる可能性が大です。日本語教会であれば、礼拝形式などは基本的に日本の教会と似ているでしょう。(ただし米国西海岸や東海岸などをのぞけば、超教派の教会である場合が多いです。) また、帰国者が海外で集っていた教会の年代層、礼拝形式、賛美の種類・やり方、教会の人数、等々はどうでしょうか。このような具体的な情報を聞けば、その人の海外における教会体験の外郭がつかめてきます。  現地教会しか知らない人の場合、帰国前に日本人クリスチャンに会ったことがあるか、日本語の聖書を持っているか、読んでいるかを尋ねる聞かれると良いでしょう。現地教会に通いながら同時に日本語の交わりにも出ている場合もがあり、そうすると日本語でかなり養われている可能性もあります。 続く

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