ソファーでRJC!(1)

撮影:ジュディー・ジョンソン(Unsplashed)

 

ドン・ライト(RJC 創設者, オペレーションジャパン祈りのガイド編者、宣教師)

 

重たいソファーを一人で動かしてみた事、ありますか? 手伝ってくれる人がいると比べ物にならないほど楽ですよね。ではイエス様の事を伝えようとした人が別の人達からもう働きかけられていたのがわかった、という経験は?

RJC (ReachingJapanese for Christ) は日本人を−特に日本を離れている日本人を−キリストへ導く、「ソファーの移動」のようなこの使命の為に2000年に始まりました。 目的は、同じ思いを持つ人達、グループ・団体のネットワーク作りです。 RJCディレクターのデニス・ピーターズをはじめとする多くの協力者のみなさんに感謝しています。

 

そもそもの発端は、シアトル界隈にはそこここにいいミニストリーがあるけれど連携がほとんどない、と気づいた事です。それぞれが自分のソファーを一人で動かそうとしている。お互いの事を知り合い、祈りあい、できるところでは助け合ったら、一人で気張っているよりどれだけ荷が軽くなるか考えもせず。

 

JCFNとRJCは当初から手を取り合って進んで来ました。鉄道の線路のレールがぴったりの形容です。 JCFNは主に日本人を対象に、キリストに導き、信仰が日本に帰国してからも強く守られそこでみ言葉を伝えられるように助ける働きに従事しています。主な対象は日本人ですが日本人に伝道するほかの人達をも支援しています。RJCは日本人以外で日本人にみ言葉を伝えたい人達のネットワーク作り、励ましと支援、を主眼においています。が、この合衆国とカナダの地で日本人に伝道する日本人をも助けたいし、お手伝いしたいのです。

 

様々なレベルで協力しあえている事は本当に感謝に絶えません。RJCの集会ではJCFNのリーダーによくスピーチをしてもらったり教えてもらったり、コミッティーや事務面でも助けられてきました。 

 

一方RJCはRJCアカデミー のオンライン無料講座やRJC自身のウェブサイト( https://directory.rjcnetwork.org) で、ミニストリーで活用出来そうな材料を提供しています。そして何より重要な働きはおそらくカンファレンスの開催でしょう。カンファレンスで多くの方が一堂に会して横のつながりを作り、励ましあい、ミニストリーのツールを得られます。年に一回、3日間もたれるインターナショナル・コンフェレンスは近年RJCの主要な柱と言っていいでしょう。次回は18回目となり、ワシントン州のシアトルで2019年2月14~16にもたれます。最高のスピーカー、刺激に満ちたセミナー、そして素晴らしいネットワーキングが待っていますよ。

 

インターナショナル・カンファレンスの他にも地域ごとの短めのカンファレンス開催にも関わってきました。そのいい例がJCFNとの協力です。ミシガンの集会もそのひとつです。一日の集会も、バンクーバー、ブリティッシュ・コロンビア、ハワイ、カリフォルニア、オレゴン、セントポール、ミネソタ、シカゴ、デトロイト、ナシュヴィㇽ、アトランタ・・・忘れているところはないかな?

 

どのJCFNのイベントやECでもそうですが、こんな感想を耳にするのは本当にエキサイティングです。「こんなミニストリーがあるなんて知らなかった、すごい!」「こんな人にあってつながりができた」「日本人に伝道したいと思っていたけど、本物の日本人にはじめて会った!」「自分の住んでいる地域に日本人教会があるとか知らなかった、日本人の牧師があんなにいい人だって事も」ソファー移動コネクションです!

続く

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