佐藤舞奈(カルフォルニア州在住、インターバーシティ・スタッフ)
初めまして、佐藤舞奈です。私は今カリフォルニア州のバークレーという市に住んでいて、インターバーシティのスタッフとして留学生ミニストリーに携わっています。
私自身はクリスチャンとして育ったわけではありませんが、アメリカのカレッジに留学生として来たときインターバーシティの留学生ミニストリーに出会ってイエス様を知ることができました。その時から、アーバナというインターバーシティの宣教大会に行ける日をずっと待ち望んでいました笑
アーバナとは3年に一度インターバーシティが主催するアメリカ最大の宣教大会です。毎回一万人から二万人ほどが集まって五日間に渡って一緒に賛美して神様について語り合います。
アーバナ2018は私にとって初めてのアーバナでした。今回はスタッフとして参加して、ダンサーとして奉仕する機会を与えられました。カンファレンスのテーマは黙示録から”faithful witness” 「忠実な証人」で、毎朝のバイブルスタディと朝晩のセッションで黙示録を勉強しました。ダンスチームはセッションでパフォーマンスをする機会があり、黙示録の4章、18章、19章を体現するように振り付けから準備をしました。
黙示録4章
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。
神であられる主、万物の支配者
2日目の夜のセッションでは黙示録の4章を読みました。講師の先生が彼女が取り仕切ったある結婚式の話を紹介しました。その結婚式はとあるスラム街の一角で行われたそうです。(新郎新婦が初めて出会った場所がその一角だったんですって。ロマンティックですね 笑)周りを見るとホームレスの人たちやドラッグをしている人たちでいっぱいで、とても結婚式が行われるとは思えません。新郎新婦はそんな人たちを全員を招待して結婚式に出席してもらったそうです。講師の先生は、その結婚式がとても美しかったと言います。黙示録の4章は、まさにこの結婚式のように、イエス様が全てのスラム街の一角で結婚式を催しているかの様、普通なら招待されないような人をイエス様は一人残らず結婚式に招待している、そんな絵が浮かびます。ダンスチームのパフォーマンスはそんな情景を体現するように振り付けがなされました。暗いムードでの初めのシーンは、スラムにいる人々の絶望や苦しみを表現しています。その人々の間をイエス様が静かに歩いています。そして一人一人がそれぞれイエス様と出会う瞬間があり、曲調が変わってみんなでイエス様を崇め賛美するところでダンスが終わります。物語をダンスで表現しながら、イエス様の御霊が本当にステージ上・会場全体に臨在してくださっていたことを感じることができ、とても素晴らしいセッションになりました。
Rev. 4 Dance Amazed 動画は⬇️
Amazed Dance from InterVarsity twentyonehundred on Vimeo.
ゴスペル・イン・アクション
わが民よ。この女から離れなさい。
ゴスペル・イン・アクションとはアーバナ3日目に行われた参加型のセッションのことで、今年は黙示録の18章の大バビロンが彼女の罪を裁かれ、終に倒れるところを読みました。会場には快楽や自己主義などそれぞれ今世の誘惑を表す7つのバビロンの塔が建てられ、ダンスは人々がこの大バビロンに魅了されて自分たちでバビロンを建設していくところから始まります。しかしバビロンを高く建てれば建てるほど人々はバビロンの誘惑にはまり抜け出せなくなってしまします。そして人々がバビロンの塔の前に奴隷同様にひれ伏し崇拝するところでダンスは終わります。全体のセッションを通して、神様は私たちにバビロンから抜け出しなさいと呼びかけているようでした。戦争、性的虐待、人身売買など更にはキリスト教の神学や教会が罪を助長することもあります。罪がはびこる世の中で、これらをしてきたのは「悪いクリスチャン」で自分は「良いクリスチャン」だから関係ないと心のどこかで思っている自分がいるかもしれません。神様はそんな私たち一人一人に、「良いクリスチャン」でもどこかでこのバビロン建設に関わっているんだということをもう一度教えてくださいました。そして、そのバビロンから抜け出しなさいと命令をされました。(黙示録18章4節)
礼拝の形
アーバナのダンスチームで奉仕をして、礼拝とは歌って楽器を鳴らすだけではないんだということに改めて気付かされました。メインで踊った6人のダンサーはみんなバックグラウンドや性格も異なれば、ダンススタイルだって違い一人一人ユニークです。その6人が揃って神様の前でパフォーマンスをするとき、それは神様の感じ方、体験の仕方は人それぞれ違ってそれで良いのだということを教えてくれます。私は6歳の時からバレエを始めて今もずっと続けています。バレエが唯一私がクリスチャンになる前からずっと続けてきているものなので、神様が今回私に用意してくださった舞台で神様のために踊ることができたということは、神様が私が神様を知る前の人生も見ていてくださってて神様の計画のために用いてくださったのだと思いとても大きな意味を感じました。
御国の音楽
今年のアーバナは約10,000人が集まりましたが、10,000人が一斉に大声で賛美する様子を想像してみてください。私はこれが天国の音楽なのかなと思うくらい感動しました。英語だけでなくアフリカのズールー語、スペイン語やフランス語、中国語や韓国ご、インドネシア語にペルシャ語などいろんな言語で神様を賛美する歌を歌いながら、私たちが仕える神様は本当にどの国にもいて、全ての人を見守ってくださっている神様なんだともう一度感じることができました。
私はやっとフルタイムのインターバーシティスタッフとして発進したばかりで、まだまだサポートが必要です。特に経済的なサポートの必要が満たされていないのでお祈りくださると嬉しいです。目標額は更に毎月$1,000のサポートを募ることですので、留学生伝道や日本人の伝道に重荷のある方、パートナーとなってこのミニストリーをサポートしてくださいませんか?神様がどう私の人生に働いているか、また詳しいミニストリーのお話などを聞きたいという方はこちらからぜひ私にご連絡いただけると嬉しいです^^ maina.sato@intervarsity.org
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佐藤舞奈