西村日和(にしむらひより)
WIT20は初のオンライン開催。物理的に同じ空間にいることはできなくても、共に聖書を読み、祈り、神様の恵みを分かち合うとき、そこには聖霊様が働かれ神様の臨在が溢れることを感じる、そのような時となりました。
今回、多くの霊的な養いが与えられて感謝だったのですが、特にキャンパスミニストリーについての情報や証を聞くことができたことが大きな恵みでした。わたしの住んでいる東海岸は日本人が多いのにも関わらず、在米日本人向けミニストリーや若い世代のクリスチャンがあまり活発ではありません。幸い、わたし自身は20代の日本人クリスチャンたちのバイブルスタディやSG(スモールグループ)を定期的に持つことができ、主にある兄弟姉妹やコミュニティに支えられています。日々愛する姉妹たちと共に祈っているうちに、この東海岸で(NYで)日本人留学生向けのミニストリーを始めるという思いがWIT20の少し前からわたしたちのSGに与えられていました。そこで、WITではぜひ若い世代のクリスチャンたちが活発な西海岸やその他の地域のミニストリー活動や情報をもらえたら…と思い、祈って臨みました。
集会後の時間に、それぞれどういった経緯で救いに招かれたのかという証大会をした際、キャンパスミニストリーによって救われた参加者が多くて驚いたと共に、わたしに今示されているこの新しいビジョンへの思いも一層強まりました。また、ISIという留学生向けミニストリーの活動をしている団体についての情報も教えていただき、WIT20の直後にそのNY担当者と連絡をとってみたところ、この新しいミニストリーのために共に祈っている姉妹たちの一人と知り合いであることが判明し、驚くほどすぐにコンタクトが取れて、またISIからのバックアップも得ることができました。
“主はみことばを下してこれを溶かし、その風を吹かせられると、もろもろの水は流れる。(詩篇147:18)”
神様の風がこの地に吹き、ここにいる飢え渇いた魂にその命の水が流れるように、引き続き祈って準備をしていきたいと思います。
加えて、WIT20のテーマ「明け渡す」ことは、わたしにとって日々の課題です。神様はわたしの創り主であり御父であられるのだから、何がわたしにとってベストであるかはわたし以上に主がご存知なのにも関わらず、自分で自分の最善・最高を決めたがってしまうわたし…今回のバイブルスタディでもわたしたちはまず“主権”を神様に明け渡そうと語られました。弱く情けない人間である以上、これからもわたしは神様の前に足掻いたり駄々をこねたりするかもしれません。それでも、もっと神様の愛が分かるように、握りしめているものを手放してその開いた両手で神様の恵みを目一杯受け取ることができるように、そしていつも良いもので満たしてくださる主の御計画に信頼して歩めるように、日々祈り求めていきたいと思います。
SGメンバー、奉仕者の皆様、そして全てを導いてくださった神様に心から感謝です。