BBWIT20に参加して
矢嶋房枝
BBWIT20に参加して沢山の励ましと祝福をいただきました。オンラインでの開催ということで、パソコンのモニター画面越しであっても、自分がちゃんと分かち合いに参加できるのか、少し不安でした。しかしながら、神様は状況や環境に制限されず、人を用いられ、どのよう状況でも恵み豊かに働かれる方だと改めて教えていただきました。
私は、片親クリスチャンの家庭で育ったので、子供の頃からイエス様を信じていたのですが、とても中途半端な信仰でした。そして、2000年にアメリカのシアトルで開催されたEquipper Conferenceに参加したときに、イエス様に人生を明け渡し、従う決心をすることが出来ました。今回の2日間の研修を通して、これまでの道のりを思い返し、主がいつも守り導いてくださっていたということを実感することが出来てとても感謝でしたし、また、これからの道のりも楽しみになりました。
今回のBBWIT20は「Knit Together in His Love」というテーマで開催され、学びを通して、私たちが様々なギフトを持ち寄ってキリストによりつなぎ合わされ、一致協力して働くことによって、主の素晴らしい御業が成されているということを心に強く感じました。そして、岡田先生のメッセージから、すべての国民、部族、民族、言語から主を賛美し礼拝する、終わりの日のビジョンをヨハネの黙示録7章から見せていただきました。現在のコロナ禍にあって、これまで以上に、ますます主の霊が働かれ、世界中の人々が集い、主を賛美し、そしてともに協力して主のみこころを成していくというビジョンを見た気がします。
特に今回、個人的に収穫があったのは、アメリカに住んでいる日本人のコロナ禍にある最新の状況について、現地でミニストリーをされている方から直にお話しをお聞ききできたことです。かつてアメリカで留学していた者として、今アメリカに残って学びを続けている学生、やむなく帰国しオンラインで学びを続けている学生、そして、新型コロナウイルスの影響によるビザの停止・制限措置で帰国を余儀なくされた人達の苦労や落胆した気持ちに想いを寄せ、また、日本に沢山いると想像しますが、急遽帰国した人達の救いの為に、一生懸命に祈ろうという気持ちが与えられました。そして、JCFNをはじめ、全米の大学にあるキャンパスミニストリーの為に、特に私が学生時代にお世話になった団体の為にも覚え、日本から祈り支えていきたいという思いが強められました。
このセミナーを通して、多くの方々がそれぞれお住まいの地域で、これまでにない難しい状況の中でも、置かれている状況に向き合い、主に聞き従いながら、クリエイティブに働いておられることに沢山の励ましを受けました。御心を求めながら、ともに助け合い、世界中の人々とともに主を礼拝する日を目指して、主に期待していきたいと思います。
今回このセミナーを開催するにあたり、実行委員のメンバーの方々には多くのご苦労があったかと思います。この場をお借りして、開催してくださったこと感謝申し上げます。今回、モニター画面越しにお話しすることができた方々には、いつか直接お会いできる機会がありましたら嬉しく思います。