ミシガンよりこんにちは。ミシガンバイブルキャンプについて少しシェアしたいと思います。
今から約26年ほど前、アナーバー在住の一人の日本人婦人が日本語ファミリーキャンプのビジョンを持たれ、やがて祈りが広がっていく中、アメリカ人の夫と奥様が日本人の夫婦がシンガポールからアナーバーに移ってきました。夫がミシガン大学でPh Dをとるためです。彼の両親は敬虔なクリスチャンでアッパーミシガンでのバイブルキャンプに参加するなどキャンプ・ミニストリーに理解があり、彼は小さい時からバイブルキャンプで養われていて、キャンプに関するノウハウが豊富で会場探しや諸々の準備に尽力され、1998年第一回キャンプが開催されました。
さらに、キャンプ運営に若い方々も加わって毎年8月に続けられるようになります。そのような若い方々の一人が濱野なぎ子さんです。彼女はイースタン・ミシガン大学で修士課程を卒業。この間、イエス・キリストを受け入れ1998年6月に洗礼を受けました。後にガンのために33歳で天に召されましたが、ミシガンバイブルキャンプだけでなく、セントラルコンファレンス、イクイッパーコンファレンスでも運営奉仕をされました。闘病生活に寄り添っておられたお母様がその中で信仰を持たれ、それからお葬式から約10年後に妹さんも信仰に導かれました。
昨年はコロナ事情によりDay Camp(8月)とOnline Live(10月)の二本立て企画でしたが、今年で第24回キャンプはこれまで通りの宿泊キャンプに戻りました。当地日本人クリスチャン家庭の中で関わりをもつ事柄がいくつか同じ週に重なるなどで、参加者はこれまでより少ない50余名でした。
遡ること、これまで何かしらのハプニングがありました。毎回、突発的なことがないようにとの思いが募ります。ところが、キャンプ開始の8月12日(木)朝、ここ数年来小学クラスを担当くださっている方より、昨夜のストームで現在停電中との連絡。結局、復旧は土曜深夜の見込みで参加できずとの報が同日夜10時過ぎ。毎年このキャンプを楽しみにしている彼の子どもたちは本当に悲しんでいる様子。なんとも残念。さて、小学クラスをどうしよう??
12日(木)深夜、講師の佐藤岩雄先生と運営メンバー3名で緊急作戦会議。結果的にこじんまりになった子ども数なので小中高1クラスにまとめ、中高クラス担当のリーダーと二人のサポートとで金曜夜、土曜朝、日曜朝それぞれのコマを乗り切ろうと相成りました。果たして、13日(金)夜のプログラムは機材不良などで一部手こずったものの、これら米人青年3人の緊急対応チームは14(土)朝と15日(日)朝を見事に対応下さったのです。これぞ神のドリームチームの出現、主は生きておられる!
過去、通訳を必要とする方々は通訳者のすぐ近くに席をとって耳傾けていたのですが、これでは今はとてもコロナ対策となりません。しかし、JCFNから備品払い下げで頂いていた通訳機材で通訳奉仕3人が11名の方々をサポートされ、主の山に備えあり!を実感しました。ちなみに日本語での方々は21名。当キャンプのプロフィールに変化を感じました。来年のキャンプは8月11日(日)から14日(日)の予定です。
三上洋輔