エベレストを見上げている感じ…この山路を登るのか… 登れるのか?!数年前にJCFN主事就任を目指し始めた時のリアルな感覚です。
働きに導かれたキッカケを話す機会は多々ありますが、帰国してから就任までの期間について話す機会は意外と少ないものです。帰国後の2年間は、夫婦でアルバイトをしました。私はシソ巻き作り(シソ巻きって知ってます?!激ウマです)、妻はこども園で英語を教えるアルバイトをし、週末には声をかけていただく教会へ訪問という感じでした。これまで訪問先では「凄い決断だね、信仰だね」と言われることもありました。そんな時「神様を信じて平安に満たされ、何の不安もなく…」とは言えませんでした。そんな立派なものではなく、一喜一憂し、時には凹みながらの歩みでした。しかし私がなんとかするのではなく、いつも神様が開いてくださることを、その都度見せられてきました。全ては神様の御手の中のことで、「神様がなさることは成る!」この当たり前のことを見てきた期間でした。このシンプルなことを簡単に忘れたり疑ってしまうものなんだと気が付かされます。聖書の中のイスラエルの民みたいですね。いつも「弱いなぁ」と思う時に、「だから神様なんでしょ!」という気付き。この繰り返しの中で一歩ずつ歩んできたと思います。
かつては家族サイズ的にハードルが高いのかな…経済的不安も大きいな…と、よぎることも多々ありました。しかしこの歩みは一人で踏み出したのではなく、家族で踏み出し、妻や子供たちもそれぞれのチャレンジを通りながらここまで導かれてきました。家族で用いられていくために、神様がお与えになった準備期間だったと思います。この家族で導かれることが間違いなく神様の最善なのです。なぜなら知恵と愛に満ちた神様が導き、最善の時として開いたのがこの時だからです。
ぜひビザが与えられるようにお祈りください。また、子供たちは友人たちとの出会いと別れを続け、その度に辛い思いをしてきましたが、新しい友が先々で与えられました。ぜひ今後の変化の中でも、子供たちにとっても良い友だちと環境が与えられるようお祈りください。そして与えられる場所での働きが用いられるようにお祈りください。
土田大介
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