みなさん、こんにちは〜〜。1月末をもって幕を閉じたJxJ(シアトル近郊のアウトリーチミニストリー)。今回はその創設時から最後まで関わってこられた、チェン未奈さんにJxJを語っていただきました!
簡単な自己紹介をお願いします!
私の名前は、チェン未奈と申します。2002年に留学生としてアメリカに来て、その年にクリスチャンになりました。家族は、台湾系アメリカ人の夫と、7歳の息子がいます。現在、ワシントン州シアトル近郊在住です。
JxJとの関わり
私自身が、アメリカに来て初めてクリスチャンと出会い、聖書を読み、イエス様に出会ったので、同じようにアメリカに来ている日本人留学生に神様のことを伝えたいと思っていました。その頃、同じく日本人伝道に重荷を持っていた仲間と出会い、2006年6月に、JxJ(Japanese – times – Jesus;ジェイジェイ)を始めることとなりました。JCFN、ISI、JEMSなどの団体、また、地域教会からご協力とサポートをいただき、2021年まで15年という間、JxJとしての活動を続けることが出来たことに感謝です。
JxJでの思い出/JxJで受けた恵み
Jesusと関係を持つJapanese(日本人)が掛け算のように増えるようにという祈りを込めて始まったJxJですが、その名の通り、神様がJxJを通して多くの出会いを与えてくださり、その中でイエス様に出会い、救い主として信じる人たちが起こされたのを間近で見ることが出来たことはこの上もない恵みでした。JxJの夏のキャンプなどで信仰決心をする人たちが起こされる度、私自身も自分の信仰の土台を見直すきっかけとなり、励ましを受けました。2022年1月に持たれたJxJ Reunionを計画していて、15年を通して神様が何百人という人たちをJxJに送ってくださったことに再度気づきました。JxJがそれぞれの「ひとつひとつの出会いが決めるたった一度の人生(by 出会い)」の一部になっていたことに感謝です。JxJでは毎月、証の時間を設けていましたが、ひとりひとりが神様の元に導かれた美しいストーリーがあり、毎回励まされていました。また、シアトル近郊にはいくつか教会がありますが、スタッフそれぞれが違う教会に行っていても、教会という囲いを超えて一つとなり、共に仕えることができたことも恵みでした。
JxJでチャレンジだったことってある?あったらどんなこと?そこから何を学んだと思いますか?
さまざまな性格、生い立ち、考え方を持つ一人一人が集められJxJのスタッフとなり、共に仕える機会が与えられたことは感謝でしたが、イエス様の愛を人々に伝えたいという、伝道する理由(Why)が同じでも、その方法(How)が異なり、意見がぶつかることもありました。JxJスタッフ内でも、時々、性格診断などをし、お互いを理解し、尊敬することを学びました。私自身も、JxJを通して、自分の中にある高慢さや裁いてしまう心などに気づかされ、へりくだりを学ぶ時となりました。私たち一人一人が、イエス様が十字架を通して赦され、愛されていることを知り、イエス様のように愛し、仕えることを学び、そして、その大きな愛を人々に伝えたいという根底にある思いにおける一致を経験することができたことに感謝です。
これからのシアトル近郊での伝道の思い
2022年1月の「JxJ Reunion~同じ空の下で~」を持って、一旦JxJとしての活動は終えることとなりました。JxJ Reunionでは、ラージャ・オルソン牧師から励ましとチャレンジのお言葉をいただきました。JxJは魂の救いと励ましのために用いられてきましたが、これからも信じる魂が強められて「信魂(しんこん)ほやほや」となり、周りの方々にも手を差し伸べることが出来るように、また、この先どのようになるかわからない中でも、神様の導きに従いたいという思い、用いられたいという思いを持つことの大切さなどを語っていただきました。JxJという形を失っても、JxJでの繋がりや、福音の種まきの働きは続きます。JxJを通過した人々の多くは帰国、社会人、結婚、子育てなど、違う環境やライフステージに置かれています。それぞれの環境の中で神様を求め続け、それぞれの関わりの中で神様の愛を伝える器として用いられ、救われる魂が起こされることを祈っています。今はコロナ禍で先が見えない状況ですが、もし御心であれば、神様は必要を備えJxJのような働きを再開してくださることも信じて祈っています。
ありがとうございました!
JxJファイナルの様子は、こちらのYoutubeリンクからご覧になれます。シアトル近郊での日本人宣教のために引き続き祈っていきましょう〜。