大学の授業が再開して、一気に現実に引き戻されたあかりんです。
今学期は、英語はもちろん、韓国語の授業で発音を主に学ぶので、毎日混乱しながらも、楽しく言語を学んでいます。
さて、今月号は、先月お知らせしたとおり、「クリスチャン再出発編」です。
私は、現在在籍している東京基督教大学(TCU)への入学を決意するまでに、たくさんの信仰者としての試練を受けました。それらを経て、信仰の再確認ができたので分かち合いたいと思います。
小学生の時、社会の授業でキリスト教の話が出て、クラスメイトに「キリスト教なら説明してみてよ」と言われ、その時あまり知識もなかった私にとってその質問は「なんで?」に他なりませんでした。それ以外にも宗教の話が出るたびにいじられることが増え、このことがきっかけで、私は自分がクリスチャンであり、牧師の子ということを隠すようになりました。
高校に進学し、台湾人の環境で学ぶ中でも、家に招く際「私の家教会だけど平気?」と聞くようになりました。しかし、その子は「何か関係ある?宗教って自由でしょ」ときっぱり言ってくれたことが救いとなりました。クラスの中でも、クリスチャンがいたり、教会に行ったことがあるという子が多くいることを知り、前向きになることができました。
最大の転機となったのは、高校二年生の夏、日本の教会の中高生キャンプに初めて参加し、自分の教会の若者は私と弟だけだったので、一つ所に自分と同世代のクリスチャンがこんなにもいて、一緒に賛美し、祈り、聖書の話を聞き、分かち合う、このキャンプの空間に居心地の良さを感じました。そして、このキャンプのすぐ後に、TCUのオープンキャンパスがあり、家族で参加しました。説明やキャンパスツアーをする中で、TCUは教員・生徒全員がクリスチャンと聞き、この環境はまさに私が居心地の良さを覚え、求めていた環境ということを知り、受験を決意しました。台湾に帰り、キャンプで受けた刺激と恵みを証しし、礼拝での賛美リードや、奉仕を積極的にできるようになりました。
無事にTCUにも合格し、2020年3月に弟と両親よりも一足先に日本へ本帰国しました。大学生活はオンラインでのスタートでしたが、たくさんの信仰の友に出会い、素敵な交わりと、関りをもつことができ、毎日主に感謝して生活できました。
このキャンプで知り合った信仰の友と今でも連絡が続いていますし、大学で知り合えた信仰の仲間を持ち、改めて、「祈って!祈ってるよ」と言い合える関係を築けたことにすごく感謝しています。
この後の、「日本生活での恵み」と題して次号でお話していきたいと思います。