帰国者お役立ちイベント情報 2022年11月

帰国者お役立ちイベント情報

2022年11月

 

◎JCFN日本オンラインランチアワー「ぼちゃら」(日本・オンライン)
毎週木曜日12:00〜13:00
ランチやお茶を片手に自由におしゃべり。出入り自由。
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◎ANRK女子SG(日本・オンライン)
基本第2&4木曜日20:30〜22:00
関西帰国者の女性達がオンラインで集い、聖書の学びや分かち合いを通し、祈り励まし合ってます。
参加希望の方は、JCFN日本事務所まで:nihon@jcfn.org

◎EC22のためのパンダエクスプレスファンドレイズ(最終回!)(USA)
11月4日(金)全米にて
アメリカのみですが、パンダエクスプレスを食べたら、お買い上げの27%がドネーションされます。当日、オンラインでオーダーされるときに、908797をファンドレイザーコードに入力してください。
イベント情報

◎APUふらいで〜(北米・CA)
11月4 & 18日 金曜日午後7時から。
場所:Azusa Pacific University
ゲームあり、食事あり、心温まる賛美とシェアリングあり!ぜひまだクリスチャンじゃない方もお誘いの上、ご参加ください!
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◎南カリフォルニア秋祭り!(CA)
11月5日(土)午後1時〜6時
場所:Wintersburg Presbyterian Church
南カリフォルニアの各教会が協力しての伝道イベントです、毎月のWINGS(ユースの集会)もここにジョインします。誰でもウェルカム!
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◎GiFTーCallingー(日本・東京/オンライン)
11月5日(土)12:55〜16:00
参加(対面・オンライン)には申込みが必要です。
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◎JCFN日本オンライン祈り会「帰国記念ぼちゃほ」(日本・オンライン)
11月12日(土)10:00〜11:00
11月、JCFNでは「帰国記念月間」として、神様に帰国の歩みを感謝する月として過ごします。ということで、11月のぼちゃほでは、帰国者の証をお聞きしつつ、共に、神様が帰国者の歩みを導いてくださることを感謝し、お祝いしたいと思います。
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◎インスパ・ちょこっと祈り会(日本・オンライン)
11月13日(日)20:00〜20:30(30分限定)(毎月第2日曜夜)(Zoom)
*一緒に帰国者ミニストリーのこと、インスパや東海地域の帰国者を覚えて祈りましょう。
*ちょこっと祈り会はインスパに参加経験がある、または東海地域出身、在住の方を対象とさせていただいています。
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詳しくは、facebookグループリンクInstagramリンクにて案内しています。
その他問い合わせは、inspire-union@hotmail.co.jp まで。

◎EC22 ぷれっぷ祈祷会(北米・オンライン)
11月18日の東海岸午前10時(西海岸午前7時、日本金曜日午後11時)ZOOMで。
12月は2, 9, 16日を予定しています。
ECのための準備祈祷会をしています。ぜひご参加ください!参加希望の方は、メールでご連絡ください。
問い合わせEmail

◎R35+🕊(対象:35歳以上)(日本・オンライン)
11月23日(水)10:00〜12:00
今回のテーマは『礼拝』〜どんな状況でも主を礼拝しよう〜
前回の「ストラグル」に続いて、どんな状況の中でも神様を礼拝するとはどういうことなのか、みなさんで一緒に聖書から学び、分かち合いましょう。今回のメッセンジャーはニュージーランドから「しぶけん」こと渋沢憲一先生をお迎えします♪ みなさまのご参加お待ちしています☺️
参加される方はこちらのフォームへご記入をお願いします!
Facebookページ
連絡先:r35up.jcfn@gmail.com もしくは、上記グループページ

◎中四国・九州祈り会(日本・オンライン)
11月26日(土)19:00〜21:00
賛美、インダクティブバイブルスタディとお祈り会
お問い合わせはJCFN日本事務所まで:nihon@jcfn.org

◎EC22 グッズ販売(ファンドレイズのため)(北米)
いつでも!会場・JCFNオフィスなどでの手渡しのみです。
EC22の奨学金のため、ぜひ、ご協力ください!
グッズ注文サイト

3年ぶりのサマセレレポート!

8月13日、GiFTの対面とオンラインのハイブリッドイベントがお茶の水クリスチャンセンターのチャペルで行われた。対面イベントとしては約3年ぶりとなるサマセレ(Summer Celebration)だ。

講師にはベン・カギワダ先生、賛美奉仕には横山夫妻という盤石な体制で「おかえり・ただいま」と題されたこのイベントは、コロナ対策のために対面参加者を50人と限定しながら多くの期待と希望と共に当日を迎えた。

しかしこの日、日本の夏のイベントの大敵となる「奴」が現れる。そう、台風である。メアリーと名付けられた彼女は、その名前からは想像のつかない暴風と大雨を伴って関東を直撃し、対面を希望していた参加者を次々とオンライン参加へ切り替えていった。

それでも感謝なことに奉仕者を含め少なくない数の参加者が会場に集まってくる。久しぶりに顔を合わせるクリスチャン同士、積もる話に花を咲かせる中、サマセレは賛美と共に幕を開けた。

コロナ禍の3年は、オンラインでの礼拝やイベント、新たな交わりの方法について模索し希望を見出せる3年でもあった。しかし共に集まり賛美することの喜びについても再確認し感謝できる3年でもあった。

そんな感慨に耽る中、舞台隅に現れた青年が淡々とJCFNおよびGiFTの趣旨について説明していく。滑舌の良い発音にわかりやすい説明。さながら企業の就職説明会だ。

その後はアイスブレイクの時間。5から6つのグループに分かれ、5分ほどのうちにグループ全員で共通する項目をなるべく多く探していくというシンプルなゲームだ。

和気藹々とした雰囲気の中、会場では共通点を8個も見つけたグループがあり優勝かと思いきや、オンライン参加で14個共通点を見つけた猛者グループが現れた。無駄口など一切叩かず、ひたすら共通点を探していたのだろうか。ストイックここに極まれり。

場も温まったところで再び賛美に戻り神様へと心を向ける。みんなが目に見えて同じ方向を向いて賛美をするということの意味をまた考えさせられる。そこに浮かぶのは主にある一致だ。隣に、近くに人がいて、向いている方向が同じ神様であるということを、その熱を体感できるのは対面礼拝の恵みの一つである。

そしてその恵みの時を経て、北海道から参加した姉妹による証の時間となる。

留学中の恵みと信仰の混乱、帰国してからの葛藤、その中で見出した神様の愛、周囲の支えと回復。

聡明で純粋な彼女の証に励まされ、ほっこりと心が温まったところで満を持してのカギワダ先生登場である。

今回のGiFTイベントが「おかえり・ただいま」と題されたのにはコアメンバーの様々な思いがある。GiFTに限らず対面でのイベントが行えないという状況に、世界中が混乱し揺るがされたこの数年。生活様式も強制的に変化させざるを得ない状況の中、教会に集うことができず信仰を揺るがされたクリスチャンも決して少なくなかったことは想像に難くない。そして中にはこの未曾有の危機のために予定外に帰国したり、逆に帰国できなかった留学生や海外居住者も多かったことだろう。

そんな中やっと開催することができた対面GiFTで、イベント自体に対する「おかえり」、イベント参加者への「おかえり」、信仰を揺るがされた人たちへ神様の元に「おかえり」と言える環境を。そして互いに、何よりも神様に「ただいま」と言える、そんなイベントにしようとこのテーマは決められた。

「おかえり・ただいま」という文字だけを見ると割とふわっとした発注だったと思うが、カギワダ先生はそれを見事に「主の愛にとどまる」という主題に昇華させ、ヨハネの福音書15章1節〜17節、有名なぶどうの木のたとえからメッセージをしてくださった。

ぶどうの木であるイエス様につながっているのなら必ず実を結ぶ枝となる。ではイエス様につながるとは? 実を結ぶ枝とは? 結ばない枝とは? イエス様の愛にとどまるとは? 互いに愛し合うとは?

優しく、時に厳しく、熱く語られるメッセージに参加者も真剣に耳を傾け、自身の信仰と境遇とに思いを巡らせる。

メッセージへの応答の賛美、そしてその後に設けられたスモールグループの時間には、それぞれが自分の思いを打ち明け、祈りで互いの信仰を励ます時間となった。

 

その後はオンライン参加者含めての集合写真撮影、会場撤去作業をしながらの交わりなどスムーズに進み、17時にはコアメンバー含め全員が会場を後にすることができた。

 

GiFTとしても久しぶりとなった夏の対面イベントは、こうして盛況のうちに閉幕となった。

過去3年間のオンラインイベントも海外含め、さまざまな地域から参加できる素晴らしい機会であり、今までGiFTに参加できなかった兄弟姉妹と交わることのできる貴重な機会だった。地域を超えて神の家族が集えるのはやはりオンラインの素晴らしいところだ。

しかし、近い地域に住む神の家族と実際に顔を合わせるその恵みも、やはり味わえば一入である。

 

11月5日に行われるGiFTイベントもまた対面とオンラインのハイブリッドイベントとなる。

そちらにもぜひ期待していきたい。

恵美ダーンおすすめの一冊

今回は、JCFN主事のキサンガラ・詩織ちゃんのお誘いにより、JCFNのブログにプチ本書評を投稿させていただきました。私が面白いと思った本の印象に残った部分を紹介させて頂ければと思います。本の全体の紹介でもなく、いわゆるニッチな箇所の読書感想文ということで、本のレビューとは異なりますが、読み終わった後に「へぇ、こういう本もあるんだ」くらいに思っていただけたらいいなと思います。

今回紹介させていただくのは、”The Hidden Art of Homemaking” by Edith Schaefferです。1971年に出版され、2022年の生活に合わなかったらどうしようと最初は思ったのですが、読み進めていくと、変わらない聖書という基盤があると、時代を超えて色褪せることがない生活が可能ということと、むしろ現代社会で失ってしまったなにかを取り戻すのだと知った一冊でした。

 

そもそも、この本をなぜ手に取ったのか。

 

私は、今年の始めに、お家を居心地良い空間(英語でいうcozy)にしたい、そしてクリエイティブに生きたい、という夢を描いたものの、具体的に行動に起こさずに時間だけが過ぎていました。でも、実際は家の片付けが異常に苦手で、気がつけばダイニングテーブルは私の書類の山で埋め尽くされ、ある意味、ダイニングテーブルという「地」を「(荷物で)満たす」という、創世記1:28を捻じ曲げたような生活をしています(主人は、忍耐強いです)。神様が私を母の胎にいる前から造られた時、「家を居心地よくする」能力を入れ忘れたのだと思うことがよくあります。でも、何故かその夢を諦めることができない。ただ整理整頓ができるようになりたいわけではなく、生活全体が、キリストの香りを放つようになりたい。では、「homemaking」について、クリスチャンはどのように向き合えばいいのか。まさに、この本は私の中で、その疑問の答えの一つとして、腑に落ちたものとなりました。

 

本のサブタイトルでもある”Creative ideas for enriching everyday life”が物語るように、この本は、各章にテーマごとに分かれており、音楽、芸術、インテリア、ガーデニング、食事など、日常的なテーマを取り上げています。でも、まず土台として挙げられているのが、神様がどのようなお方で、その似姿として造られたわたしたちは、どのように、その神様の性質を表していくのか、ということです。創世記1章からわかるのは、神様がとてもクリエイティブな方であること。神の似姿として創られた私達は、そのクリエイティブな姿をどのように表していくのか、が問われています。そして、クリエイティブなことは、決して音楽家や芸術家に限られた世界ではなく、楽器が弾けなくても、絵が下手でも、任されている領域であるということ。

 

例えば、音楽は、楽器が弾けなくても、歌を歌うことはできる。逆に、楽器が弾けても舞台の上に立つことができないから、地に埋めてしまった音楽の賜物があっても、それはまず家の中で表されていく大事さを著者は語っています。音楽に限られたことではなく、絵を描くのが好きであれば、家族のためにその賜物をまず用いること。料理が好きであれば、他の人に振る舞う機会がなくても、家族に喜んでもらえる食事を作ること。現代の生活では、なにかと「プラットフォーム(発信できるSNSのアカウントなど)」がないと、なにかに取り組む意味がないのでは?と思いがちですが、実は、もっともっと隠れた場所で行われることに意味があるということに気付かされました(タイトルの「Hidden Art」の言葉も、その意味合いからつけられています)。

 

この本の良いところは、決して芸術家(アーティスト)でなくてもいい、という大前提に立っています。かといい、アーティストの心もくすぐられるようなヒントが盛りだくさん。そして、家族がいる人に対してだけでなく、一人暮らしに向けたコメントもたくさん入れているのが、とても嬉しかったです。一人暮らしでも、自分を大事にするという思いで、花を飾ることは、最近はよくSNSでも話されることですが、この本の中にも書かれていました。食卓の真ん中に、季節を感じるようなテーブルデコレーションを飾るというアドバイスも、お店でインテリアを買うのではなく、例えば、夏は遊びに行った海の貝殻を集めて飾ったり、流木を飾ったり(そもそも道端に流木を見つけるのは中々ないですが…)、ある意味身近な所で試せることが紹介されます。「いつか」を待たずに、ちょっとやってみようかな、と思えるようなことが散りばめられています(ハードル高めのものも入っていますが!)。

 

著者が、クリエイティブな生活からかけ離れた日々を過ごしている人が、徐々にクリエイティブなことをし始めることを、骨折した腕のギブスが外された時のような感覚に表わしていたのが、とても印象的でした。そのギブスが取れた時に、腕は最初はとてもぎこちない動きしかできないけど、動かしていくうちにまた感覚が戻ってくる。私達全員に与えられている、そのクリエイティブな賜物を活かして生活したら、どんなに活き活きした毎日となるだろうか。

 

さぁ、そのギブスを取っていこうではないか。

 

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