アリソンさんは、この1 月から約1年間、JCFN 北米でインターンとして奉仕してくださっています。彼女は 来年の2 月からOMF インターナショナルを通して日本に宣教師として派遣されますが、それまでの準備と訓練 のため、JCFNで奉仕されます!私たちにとっては大きな祝福です。 現在、事務所のある南カリフォルニアにて、現地教会で行われている英会話クラスに参加し駐在や国際結婚で こちらにおられる方々と関係づくりをしています。また、バイブルスタディーのリードや留学生伝道にも関わり、 御言葉を分かち合っています。今月は、彼女の証を掲載します。ぜひ、アリソンさんのために、また彼女の働き のためにお祈りください。
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私はクリスチャンの家庭で育ち、幼い頃にイエスを信じるようになりました。カリフォルニア州グレンドーラにあるコーナーストー ン聖書教会に通い、両親や教会の愛と忠実な教えを通して、神について学び、信仰を深めていきました。そして、中学生の 時洗礼を受けました。この時いつか宣教師になるかもしれないと思いました。毎年、私たちの教会ではミッションコンファレンスが 開かれ、宣教師がやってきて、世界中で行っている活動について話してくれました。その話を通して、神様が私の心に働きかけ 始め、いつかケニアで奉仕したいと思うようになりました。 そして、機会があれば短期奉仕活動やミッショントリップに参加し、高校卒業までにロサンゼルス、サンフランシスコ、そしてメ キシコに行きました。
大学では、アズサパシフィック大学のサマーミッショントリップでやっとケニアに行くチャンスがあると思いました。 しかし、私はケニアに行くチームではなく、日本に行くチームに配属されました。最初は別の方法でケニアに行こうとしました。し かし、当時のメンターが「神様は計画を変更されることがある」と言いました。信仰の一歩を踏み出し、日本へ行くことを勧めて くれたのです。それで、2014 年に私は行きました。 滞在中、神は私の心に働きかけ始め、私が考えたことも想像したこともないような方法で、日本の人々がどれほど神の愛 を必要としているかを示されました。私はアメリカに戻り、大学で日本人留学生伝道に関わったり、できる限り近くの日本語教 会に通い、さまざまな日本のためのミニストリーコンファレンスに出たりして、地元で日本のコミュニティーの宣教に関わるようにな りました。これらのミニストリーを通して、神様が働かれるのを見るのは素晴らしいことでした。神様は私に日本人に対する心を 与え続け、私の関心はケニアで宣教師になることではなく、日本への宣教師になることへと移っていきました。
神様はまた、他の方法で私を宣教のために備えてくださいました。私はエクアドルで1 学期を過ごしましたが、そこではカリキ ュラムの一部に宣教に関するものがありました。ここで神様は、私たちが仕えるために行く地域の人々と協力し、彼らに耳を傾 け、学ぶことの大切さ、そして私たちが仕える地域社会に自分のやり方や文化を押し付けることに対しては慎重であるように、と教えてくださいました。また、アーバナという大きな宣教会議に参加し、「世界のキリスト教 運動の視点」というコースを受講し、神様は引き続いて宣教と世界で行われている御業に 対する私の見方を成長させてくださいました。私は長い間、マタイによる福音書28 章19 節 の「行きなさい」という部分に注目していましたが、この聖句について学ぶうちに、主な動詞は 「弟子としなさい」であることがわかりました。宣教とは、行くことよりも、弟子を作ることなので す。創世記12 章1~3 節で、神はアブラハムと契約を結び、アブラハムによってすべての国 民が祝福されると言っています。新約聖書だけでなく、創世記の中にも、諸国民に手を差し 伸べようとする神さまのお気持ちが表れています。すごい!神様は、私たち一人ひとりが神 様を知ることを本当に大切にされているんですね!
このようなさまざまな機会、2016 年の2 度目の日本への旅、そしてその他の方法を通し て、神さまは私の人生に日本での宣教に向けた召命を確認し続けてくださいました。2021 年6 月、私はOMF インターナショナルに任命され、長期的に派遣されることになりました。OMF のビジョンは、「神の恵みによ って、すべての東アジアの人々の間に、その民族の言語・文化・生活に根ざした聖書的な教会が次々と生み出され、それぞ れの教会が自分の民族に福音を伝え、他の民族にも福音を伝えていくようになる」です。日本はクリスチャンは人口の2%未 満であり、世界で2 番目に大きな未伝道民族グループです。日本における新しい教会と既存の教会の強化の必要性があり ます。さらに、既存の教会の大部分は、50 歳以上の牧師がいるか、まったく牧師がいない状態です。仏教や神道との文化的 な結びつきが根強いこの地で、イエスの愛と希望と真理が必要とされています。
日本で奉仕するための準備として、私はJCFN でインターンをしており、南カリフォルニアの様々なミニストリーと教会で奉仕 しています。ESL の授業の手伝い、留学生との英会話や食事会を通しての人間関係の構築、英語と日本語の聖書研究、 ウィンターズバーグ長老教会で礼拝をささげ、そこのシニアフェローシップのお手伝いなどをしています。 2024年2月には、OMF のオリエンテーションに参加し、その後、日本に到着する予定です。OMFでの最初の任期は4年 です。最初の2、3 年は、日本語・日本文化センター(JLCC)で、言語と文化を学びます。また、この2 年間は教会に配属さ れる予定です。その後、トレーニング指定校に配属され、言葉の習得を続けながら、JLCC での滞在中に決定される宣教の 現場で奉仕するためのトレーニングを受けることになります。この後、私は帰国し、この旅で次のステップに進むために祈ります。 私は、神様がこの信仰の旅をどのように導き続け、どのように神様の栄光のために働いてくださるのか、とても楽しみにしていま す!