WIT23で受けた恵み:大塚茜

Wit23が終了してから1ヶ月と少し経ちましたが、witで学んだ「へりくだり」へのチャレンジが私の中でまだ毎日続いています。スタッフの一員としてwitに参加するというと、恵まれに行くとか、学びに行くとかではなく、参加者が良い時間を過ごせるようにキャンプをオーガナイズするというように聞こえます。でも私は参加者同然、あの場所で働かれていた主を目の当たりにびっくりしながら、抱えきれないほどの恵みとチャレンジを抱えて帰ってきました。wit数ヶ月前から祈り、御言葉を求めつつ準備し、「へりくだり」をたくさん学んだ者としてwitで参加者を導くつもりだったのに、誰よりもへりくだれていないのは私なのだと語られました。

主はwitでたくさんの奇跡を起こされました。参加者が例年より少ないことにがっかりしていたスタッフ一同。始まってみるとピッタリ12人で12弟子みたいだねとひと盛り上がりがあり、さらに少人数だったからこそ主事の手作りご飯をゆっくり食べることになり(準備ありがとうございます😭)、その食事の時間もwitハイライトレベルで良い交わりの時間となりました。フライトが遅れてなかなか到着できなかった一人の参加者のために、みんなで祈り夜中まで起きて待ったこと。賛美助っ人が足りないと思ったら、参加者が賛美を導いてくれることになり賛美の時間が祝福されたこと。ギリギリまで完成していなかった最終日のセッションにて急遽語られた証で恵みが爆発したこと。もっとありますが、私の目から見るとピンチ!やばい、どうしよう!というハプニングを、主は見事全て良いものに変えられました。自分の理想やイメージを手放して主にへりくだった時に、主は働きはじめ、奇跡を見せてくれるお方でした。荒波の中船で大慌てしている弟子を前に、やれやれと海を沈め奇跡を見せてくださったイエス様を見ました。

私のセッションでは、イエス様の愛についてフォーカスしました。特別多くの聖書に関する知識を持っているわけでもないし、人前で話す賜物があるわけでもないので、意味のある時間を作り出すことができるのかリクルートしていただいた時から不安でした。準備中、信仰の先輩に「御言葉にへりくだれ」とアドバイスを受け、私の能力でこの2時間のセッションを行うのは無理だと、へりくだりの心を持って主に、どうか働いてください、私を用いてくださいと、最後の方は祈るばかりでした。実際、私のセッションがどれほど新しい学びを与えられたかを誰かに評価されるとしたら、どんな評価かは分かりません。でも、一人の参加者から「イエス様の愛をありがとう」と声をかけていただいたことだけで私は本当に十分でした。私を通して主がその場でその方に寄り添ってくださったことがとっても嬉しかったです!イエス様ありがとうございます!

個人的には、イエス様の愛を語りながら、自分がイエス様の愛を素直に受け取れない罪を持っていることを悟りました。主にへりくだることを学びながら、いかに普段へりくだるどころか自分の栄光のために生きているのかに気づきました。witにてピリピ2-11のように「イエスキリストは主です」と心から告白できたときの喜びを握りながら、これからも兄弟姉妹を愛して、主に仕える器へと変えられて行きたいと思っています。

 

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