オンラインになったミニストリー JxJ インタビューその2

JXJは、通常、第四土曜日の午後、シアトル大学の近くにあるISIハウスを会場に開かれる伝道集会です。主に日本人留学生がリーダーとして関わり、卒業生や現地のクリスチャン、教会が協力して、食事を提供したり、スタッフとして仕えている超教派の働きです。

滞在期間が1年ぐらいの短期留学生をはじめとした、多くの留学生が毎月集まる集会ですが、コロナ禍で集会自体は2月を最後にキャンセルになり、4月からZoomを使った活動が始まりました。関わっていた学生たちも多くは帰国、新しい留学生が渡米できない中、秋学期からの進路を祈っていたところ、リーダーたちは、一旦この働きを神様にお返しすることを決意しました。リーダーとして関わっていた学生が卒業や転校でシアトルから居なくなるという現実と、集会ができないという状況、また、新しい留学生が来れていないことを考えると、自然な流れのようにも思えました。

しかし、そのような中で、9月から新リーダーが立て上げられ、JxJオンラインの活動が継続されることになりました。現在、リーダーとして関わっている二人の人に、なぜそう導かれたかをインタビューしてみましたので、2回に分けて掲載させていただきます。

1回目はこちら

第2回目は、増山皓一(ますやまこういち)さんです。

まず、今どこで何をされているか教えてください。

この秋にシアトルからオレゴンのコーバリスにあるオレゴン州立大学に転校しました。今は、現地の賛美に満ちている元気いっぱいの教会に集っています。

 

シアトルにはどれぐらいいましたか?そしてJXJにはどういう風にして関わり始めましたか?

 

2015年から2020年10月までシアトルの大学に行っていました。2014年、シアトルに行く直前に台湾でクリスチャンになり、洗礼を一応受けていましたが、2018年に神様との関係が明確になり、深まる体験をしました。その頃、日本語教会に行き始め、その教会で紹介されてJXJに6月から行き始め、それからずっと行っています。

 

初めてのJXJの印象はどんなものでしたか?

 

日本人の留学生が中心になって進めているプログラムで、ゲームや賛美があり、信仰の証があったのでとても馴染みやすく、カジュアルなウェルカムな感じでした。土曜日の午後で時間が割とあったし、楽しいし、おいしい食事もあり、良いことばかりでデメリットがなかったので毎回参加していました。

 

どうやってスタッフになったんですか?

 

毎月参加していく中で、段々とスタッフをしないかと誘われはじめました。月一度なので、それだったらできるかもと思い、関わろうと思いました。

 

スタッフになってどんな経験をしましたか?

 

スタッフ側になってから、参加者とは違う(当たり前ですが)ので、そこに生じる責任感を学びました。また、スタッフになると必然的に他の人達、とくにメンバーとより深く関わることになり、交わりが非常に深まりました。そんな中から、わざわざ来てくれるクリスチャンでない人たちが本当に楽しめるようにしたい、という仕える思いが与えられたように思います。

 

今回、コロナの影響で一旦JXJを終える話が出ましたが、続けることにした背景を教えて下さい。

 

最初は、自分もオレゴンに転校するし、今までのリーダー全員が、帰国や卒業で一度にいなくなるので、JXJを続けるのは無理だと諦めました。でも、話し合いを持った時、今までJXJに関わってきた人たちのJXJに対する思いを聞いた時、JXJが長年どれだけ大切なミニストリーとして存在してきたかということを改めて知りました。

自分自身も、JXJに参加する度に与えられていた交わりに感謝し、本当に感謝をしました。

では、今の期間、オンラインだったらできる、また、オンラインだったらオレゴンからでも関われると思いました。また、同じ時に、大野義希くんがするという意思表明をしてくれたので、二人ならできるかもと思い、それが、後押しになり、決意しました。

 

リーダーを始めてどうですか?

 

実は、ある出来事があったんです。

今、JXJは、インスタグラムやフェイスブックで宣伝をしています。そこに連絡してくれる人たちがいるのは感謝なんですが、最近、一人、アメリカ人で全く違う目的でJXJに加わろうとしている人とのやりとりがあったんですね。本来の自分だったら面倒くさくてそのままにしてしまっていたと思うんですが、自分はリーダーで、責任があるということ、また、この一人の人に応えるのは自分が個人的に応えるのではなく、JXJとして応えるんだと思うと、時間をとって丁寧にやりとりをする必要があると思い、がんばりました。大変でした・・・。汗!

 

オンラインJXJにどんなビジョンがありますか?

 

僕は賛美が好きなんですが、オンラインになってからリードできる人がなかなか見つからないんですね。でも、オンラインなので様々なところにいる人に助けを養成できる、つまり、シアトルに必ずしも直接関係ない人たちにもJXJに関わってもらうことができるチャンスになると思うんですね。助けてもらうことによって、JXJのことを知ってもらって祈ってもらえるようになればとも思いますし、また、その機会を用いてその人の場所でJXJが何か良い影響を与えることができたらと思います。

また、参加者にとっては、今は非常に不安定な時期でもあり、不安が多い状況ではないかと思うんですね。自分には、不安に感じることを分かち合って一緒に祈り合うことのできるクリスチャンの仲間がいます。だから、参加者にもJXJでそのような仲間を見つけてほしい、また、JXJがそのような場所になってほしいと願います。不安な場所から一旦離れ、楽しい時、ほっとする空間、励まされ満たされるそのような時になってほしいと思います。今日来て良かったと思えるコミュニティーになれたらと願います。

そのために、深い会話ができる安心できる空間を提供したいと思います。モチベーションがあがったり、弱さを分かち合える、そんなスモールグループの時間をしっかりと持ちたいと思います。

 

では皓一さんにも最後に同じ質問をしたいと思います。JXJのようなミニストリーをしてみようと思っている人、あるいはしている人たちに一言お願いします。

 

ミニストリーをする時、自分がストレスに抱えないことはとても大切だと思います。燃え尽きないためにも。自分の長所もそうですが、短所や限界を知ること。それらを知ることで助けを求めることができます。また、チャレンジに感じたらすぐに相談することが大切だと思います。仲間と一緒にミニストリーすることの特権です。必ず、解決法はあります!見つかります!

 

義希さん、皓一さん、ありがとうございました。

JXJオンラインが祝福されますように!!

オンラインになったミニストリー JxJ インタビューその1

JXJは、通常、第四土曜日の午後、シアトル大学の近くにあるISIハウスを会場に開かれる伝道集会です。主に日本人留学生がリーダーとして関わり、卒業生や現地のクリスチャン、教会が協力して、食事を提供したり、スタッフとして仕えている超教派の働きです。

滞在期間が1年ぐらいの短期留学生をはじめとした、多くの留学生が毎月集まる集会ですが、コロナ禍で集会自体は2月を最後にキャンセルになり、4月からZoomを使った活動が始まりました。関わっていた学生たちも多くは帰国、新しい留学生が渡米できない中、秋学期からの進路を祈っていたところ、リーダーたちは、一旦この働きを神様にお返しすることを決意しました。リーダーとして関わっていた学生が卒業や転校でシアトルから居なくなるという現実と、集会ができないという状況、また、新しい留学生が来れていないことを考えると、自然な流れのようにも思えました。

しかし、そのような中で、9月から新リーダーが立て上げられ、JxJオンラインの活動が継続されることになりました。現在、リーダーとして関わっている二人の人に、なぜそう導かれたかをインタビューしてみましたので、2回に分けて掲載させていただきます。

今回は、大野義希(おおのよしき)さんです。

 

お名前と、今どこで何をされているのか教えて下さい。

 

大野義希(おおのよしき)です。今は、神奈川県で英会話の療育施設に勤めていますが、今年10月から母教会の伝道師としても奉仕をし始めました。

 

JXJへの関わりを簡単に説明してください。

 

大学を卒業した後、約4年間福祉職を勤め、2019年8月から約13ヶ月、語学留学のためにシアトルに行きましたが、JXJには2019年11月に初めてJXJに出席しました。大学時代、KGKに関わってたので、シアトルに行って、姉妹団体のIVCFのAAIVというミニストリーをワシントン大学で見つけ、その集会に行ったとき、そこのスタッフにJXJを紹介してもらいました。

 

KGKに行っていたから、IVCFにつながり、そこからJXJにつながったということですね。素晴らしい!初めて行ったJXJはどんな印象でしたか?

 

日本語が嬉しかったです。日頃も英語漬けでしたし(英語を学びに来たので当たり前なのですが)、日曜日も現地の教会だったので、JXJで日本語で賛美をし、御言葉を聞いた時に、言葉の壁がなしにダイレクトに心に響く感じがとてもうれしかったです。

また、アメリカなのにこんなにもクリスチャンの若者がいるのに驚きました。参加者がキラキラしていて、クリスチャンもそうでない学生もJXJを楽しんでるのが良く伝わってきました。

 

JXJのリーダーシップに関わるようになったきっかけは?

 

きっかけは、奉仕でピアノをしたことです。いつのまにかスタッフになってました。笑。クリスチャンはみんなスタッフというような雰囲気だったので、関わることに抵抗はありませんでした。

 

スタッフの人達との交わりはどういうものですか?

 

スタッフも皆、学生なので溶け込みやすく楽しかったです。また、スタッフ以外の先輩クリスチャンからは多くのサポートを受け、色んな人から学ぶことができました。日本で大学を卒業後、社会人をしていたので、もう一度語学留学先でKGKのようなミニストリーに関われたのは楽しかったです。

 

スタッフをして成長した点は?

 

自分の学校の友達を自然とJXJに誘えたのは良い体験でした。伝道に対して恐れのようなものがなくなったのかもしれません。JXJに学生が多くいたこと、また美味しい食事があったのも誘いやすい要因でした。

続けて参加してくれる友達に、なぜJXJに続けて来てくれるのかを聞いた時、自分たちクリスチャン学生たちを見て、「あなた達のように楽しく生きてみたい」と答えてくれました。少しでもキリストの香りを放つことができたのかなと思うと嬉しかったです。

 

JXJは一旦終わる可能性が出てきたと聞いていますが。

 

自分を含む学生が、卒業や転校で、日本に帰国、別の場所へ移動となり、全員いなくなるという現実でした。また、コロナの影響で新しい留学生が来ない(ミニストリーの対象者がいない)状況で、リーダーも対象者も居ないという中で続けるのはとても難しいというのが一旦終わるというもっともな理由でした。

ただ、それでも終わるのはもったいない・・・という気持ちがどうしてもなくなりませんでした。そのときに、JXJがアメリカにいる日本人だけでなく、クリスチャン、クリスチャンじゃない人、アメリカ人の人にも影響を与えている現実を見て、本当に活動が終わってしまったらもったいないと思いました。

 

JXJをオンラインで継続するということになり、関わる決意をした経緯をお話ください。

 

JXJの役割は一体何なのか、ともう一度考えはじめました。

個人的な話になりますが、2019年のEC19に参加をしたのですが、そこで私は牧師になるという大きな召しを受けました。でも、もし、JXJがなかったらEC19には行けていなかったのです。だから、JXJがあったからこそEC19に行けて、EC19に行けたからこそ、この大切な召しに応答することができるようになったんです。

こんな大切な働きだから、終えるのではなくて、なんとかできないか・・・と思った時に、オンラインの間だけでも日本で関われるということに気付かされました。

そんなことを思っていた時に、JXJに関わっている信仰の先輩に、「できる形でやってみないか?」と打診があり、丁度考えていたタイミングだったので、神様からだと思いました。

 

オンラインJXJを数ヶ月した感想は?

 

毎回違う人が参加してくれて、また、初めて参加してくれる人たちもいてとてもやりがいがあります。関係者だけしか来ないかもと思っていたので、期待していたよりも多くの人が来てくれて励まされています。

 

今後のオンラインJXJに対するビジョンは?

 

皆の生活と信仰の励ましの場になったらと願っています。伝道だけでなく、クリスチャンの皆の支えになったらと願っています。若い人向けのミニストリーではありますが、世代を超えてできたらと思います。また、シアトルと日本の教会の何らかのつながりになったら良いと思っています。そのために、交わりを深めるスモールグループの時間を大切にしていきたいと思います。

 

では最後にJXJのようなミニストリーをしてみようと思っている人、あるいはしている人たちに一言お願いします。

 

神様の語りかけを受け入れて応答する、という結果が今のオンラインJXJです。自分が関わることになったストーリーそのものが証です。フレキシブルにそれぞれの状況の中で神様に応答していく時に、道が開かれ、助け手が与えられ、導かれている働きに携わることができるようになると思います。

 

ありがとうございました。

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