JxJの証

當間拓矢 (写真真ん中)

 

私はクリスチャンホームで育ち、教会やKGK(キリスト者学生会)を通して信仰が養われてきました。日本で勤めている会社の海外トレーニングプログラムのために2022年10月から1年間、シアトルで生活する事になりました。

初めての海外生活への不安がある中、クリスチャンの繋がりを通して日本人の方に家を貸していただく事になりました。家具が揃った状態のお家を貸していただいただけでなく、渡航後は生活の立ち上げをサポートしていただきました。先に渡米していた同僚から家探しで苦労している話を聞いていた一方で、自分は渡航前から家が決まっていて、知り合いもいることがとても心強く感じました。そのご家族に加えて、シアトルのクリスチャンの方々には食事や交わりを通してたくさんお世話になり、「神様はシアトルの方々を通してここまで私に良くしてくださるのか」と想像を超えた神様の備えに圧倒される日々でした。

神様から受け取った祝福を少しでもお返ししたいと思っていたところ、シアトルで長年続いていたJxJというミニストリーがパンデミックによって中断されていたことを知りました。JxJ(Jesus x Japanese)はシアトルの日本人クリスチャンが主催しているミニストリーです。冬の間にJxJの準備メンバーだった方々と何度かミーティングを持ち、日本からの留学生への伝道、日本人クリスチャンの交わり、日本語での賛美を柱として、2月にJxJを再開させることができました。メンバーの都合を調整しながら月に一回のペースでJxJが続けられていることは本当に感謝な事です。楽しい時間を一緒に過ごす中で、留学生や日本に関心のある参加者と友達になるきっかけが生まれています。証や賛美、温かい食事と美味しいケーキに加えてゲームや卓球などなど。一つ一つが大切なプログラムです。

毎回の証を通して、どのようにイエス様と出会ったか素直に話す姿に励まされました。特にシアトルで信仰をもった学生の証は力強いものでした。帰国後の様々な心配がある中でも、聖書の生き方への確信を語る姿に励まされました。彼と継続して連絡を取りながら、イエス様と共に生きることを励まし合って行きたいと思わされています。

食事はお互いを知ることができる大切な時間です。学生がなぜシアトルに来る事にしたのか、学校はどうか、アメリカでの生活はどうか。色々な話を聞きながら刺激を受けることも多く、ライフステージは違っても良い友達になれた学生が与えられました。参加人数の波もあり、今日はどんな雰囲気になるかと思うこともありましたが、毎回神様が豊かな時間を備えていてくださいました。この交わりのために、参加者の心を惹きつける日本食を作ってくださる奉仕者が与えられていることは本当に感謝なことです。一方で、食事を継続して提供するための金銭的なサポートの必要を感じています。現在、全ての料理が奉仕者の持ち出しで提供されていますが、今後もJxJを続けていくために献金という形でJxJの働きをサポートしてくだされば幸いです。

JxJでは日本語での賛美を大切にしています。ただ、私は未信者の方もいる空間で賛美をすることにどこか引っ掛かりがありました。”知らない宗教的な歌”を聴かされて戸惑わないか、居心地を悪くしていないか、と気にしていたのです。しかし、JxJを再開する前にこの考えを変えてくれた学生との出会いが与えられました。彼女は数ヶ月間バイブルスタディをしている間は特に信じようとは思わなかったけれど、ワーシップソングを聴いてた際に気持ちがふと変えられたことが信じるきっかけになったと話してくれました。この話を聞いて、賛美を用いて人の心を動かす聖霊様の働きにもっと信頼する必要があるのだと気付かされました。私たちの賛美を通してイエス様の愛が伝わるように、という思いで賛美できたことは私自身にとって大きな経験でした。

ある日のメンバーミーティングで、毎回賛美する曲を一つ決めようという話が上がり、「新しい命」という賛美を選びました。「あなたと出会えた 何ものにも変えることできないその愛」冒頭の歌詞で涙が込み上げてきます。イエス様との出会いがどれだけ自分の人生を豊かで喜び溢れるものにしてくださったかを思い返し、1人でも多くの学生がこの愛を受け取って欲しいと言葉にならない熱い気持ちが溢れてきます。これからもJxJでの賛美を通して学生の心に聖霊様が触れてくださる事に期待しています。

私はシアトルでのトレーニングを終えて帰国する事になり、残りのメンバーに今後の運営をお任せする事になりました。ここでは書き切れなかったメンバー1人1人の奉仕に感謝します。学生からお子さんのいる世代まで多くの方がJxJのために祈り、奉仕してくださったことを覚えます。

どうぞ毎回のJxJがイエス様の愛が溢れる、楽しい場所になるようにお祈りください。また、そのためにメンバーが喜びと一致をもってJxJを続ける事ができるようにお祈りください。

 

*JXJは、JCFNの地域集会の一つです。献金は、JXJ指定としてJCFNまで送金ください。献金方法はこのリンクにあります。献金リンク

ECでまってるよー!

今年も12/27〜1/1/2024にECが開催されます!

テーマは「匠〜 Made for His Purpose〜」です。

 

ところで、「匠(たくみ)」って聞いたことありますか?普段あまり聞かない言葉かな。。。若い子は特にね。

 

一般的に「匠」は作者の中でも究極の存在を表現する肩書きのようなものです。

なぜ匠とまで呼ばれる作者がいるかというと、

匠だけが知る作品の設計・目的・デザイン・どう使われるかのアイディアが込められていて、それは完璧であり、同時にとてもユニークなものに作られるからです。

私たちの創造主は、まさに究極でオンリーワンの匠。私たちには神様の設計/目的/アイディアが詰め込まれています。

 

日々私たちって、他人の目に囲まれて生活しているわけです。

ある人にとってはプレッシャーを感じる日々かもしれません。

学生も、社会人もそれは同じで、「こんな自分でなきゃ/これこそが私のイメージ」って、演じていないでしょうか。あなたは周りにどう見られているのでしょう。そして、どんな自分を見せようとしているのでしょう。自分では分かると思います。

もちろん、相手を想って抑えたり、盛り上げたりすることは、時に大事なことかもしれません。しかし「本当のわたし」って一体どんなものでしょう。

 

もし演じているあなたに気がついているなら、いつか疲れ果てる時がくるかもしれません。なぜなら最も生き生きとできる、オリジナルデザインとは違う自分だからです。変な例えかもしれませんが、洗濯機はスマホとは違います(知ってるわ!)。洗濯機はスマホのような機能は無いし、洗濯機にしかできないことがあります(そりゃそーだ!)。それは明確な意図があって、洗濯機として作られたからですよね。私たちのために匠が施した設計ってどんなものでしょう?本当の生きる目的に想いを向けると同時に、何よりも、確かな目的があって私たちを造った匠である神様をもっと見るECです!

 

前回ECが終わってすぐに、EC23の準備はスタートしました。実行委員一同、参加をお待ちしています!

土田大介(北米主事)

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Registration LINKはこちら

追記:

今年は、定員があり、もう70%埋まっています。お申し込みはお早めに!参加費の一部が奨学金で支援されます。奨学金が必要な方は、申込時に奨学金もお申し込みください。早割の締め切りは、11月4日です。定員になり次第申込終了になりますが、申込最終日は12月9日です。

WIT23の証 第2弾〜木田友子

Radical Humility、イエス様の十字架に触れて、まさに信仰の不思議、死ぬのに生き返るという霊的にリフレッシュしたWITでした。昨年は、人生で初の英語での生活・勉強、初のアメリカという慣れない環境に加え、南部ノースカロライナでの歴史的・神学的葛藤も加わり、何度も泣いた苦労の日々でした。疲れて、一生、日陰でひっそり生きていきたいと思っていたので、リーダー訓練会なるWITになんて行く気持ちが起こりませんでした。でも、みことばへの渇きを感じていたので、この渇きを満たされるために、あとはせっかくの夏休みだからという気持ちで参加しました。敵意の真中で私たち人間をembraceしてくださったイエス様に触れ、私は大変であったとはいえ、この一年、難しい関係性の中で敵意を心の内側に抱いて人を裁くことで、自分のinsecureな部分を守っていた自分が照らされ、でも、包まれました。今置かれている場所で、主に従って生きる先に、神の栄光を表すこと、他の人の祝福のためになることがあることを、久しぶりに願うことができました。尊い祈りと献金のサポートに感謝をします。

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