【中四国九州】4つのCの学び証

山口市在住の村上結実です。JCFNの中四国九州オンラインの集まりに参加しているなかで、JCFN主事による「4C」について学ぶことができました。

その中でもコミュニティの学びから、私に与えられた恵みに感謝の気持ちで満たされました。

私が今、信仰を持てているのは、ドイツで出会ったクリスチャンのコミュニティと、鳥取で神様について学び合えるコミュニティがあったからです。

 

私は大学1年の夏に3週間ドイツを訪れました。そこではクリスチャンのホストファミリーと過ごし、週末には教会に参加しました。

留学前、私の教会に対する先入観は厳格で敷居が高い場所というものでした。しかし、初めて参加した礼拝はそれと全く異なる空間でした。

バンド演奏による賛美はライブコンサートにきたような盛り上がりで、その明るさは強烈な印象に残りました。

当時は知識がなく、Jesusを太陽と勘違いしたり、食事前の祈りをいただきますと同じだと主張したり。意味もわからずパンと葡萄ジュースを食べたり。振り返ってみると、失礼な行動をしていたかもしれません。しかし、教会のメンバーは私の不慣れさを非難せず、心から迎えてくれました。その温かさが私に毎週教会に行く楽しみを教えてくれました。

 

私のホストファミリーも信仰深いクリスチャンでした。彼らの無性の親切さには、本当に感銘を受け、尊敬するほど大好きになりました。

彼らから直接伝道が行われたのは最後の日だけでした。英語の聖書を贈ってくれて、「私たちはクリスチャン。あなたの幸せをずっと祈っているよ」と伝えてくれました。

これにより、私は初めて「”クリスチャン”であるからこんなに素敵な人なの?」と疑問を抱きました。

 

帰国後、JCFN中国エリア協力主事からBible studyに参加する誘いを受けました。私にとって疑問がまだ新しく最適なタイミングでした。むしろ、この誘いがなければ、ドイツの体験は良い思い出で終わっていたと思います。

 

こうして、私たちのコミュニティは海外で神様に出会った学生や卒業生を迎え入れ、4年間にわたって続きました。

週ごとにBible studyや礼拝の時間を持ち、一緒に祈る中で、私は信仰を持ちました。

 

ドイツのコミュニティは私を温かく歓迎し、鳥取のコミュニティは忍耐強く信仰を支えてくれました。

今、私は山口で教会を探し、聖霊様の導きにより洗礼を受ける日を楽しみにしています。山口で神様が用意してくれているコミュニティをワクワクして待ち望みます。

JxJの証

當間拓矢 (写真真ん中)

 

私はクリスチャンホームで育ち、教会やKGK(キリスト者学生会)を通して信仰が養われてきました。日本で勤めている会社の海外トレーニングプログラムのために2022年10月から1年間、シアトルで生活する事になりました。

初めての海外生活への不安がある中、クリスチャンの繋がりを通して日本人の方に家を貸していただく事になりました。家具が揃った状態のお家を貸していただいただけでなく、渡航後は生活の立ち上げをサポートしていただきました。先に渡米していた同僚から家探しで苦労している話を聞いていた一方で、自分は渡航前から家が決まっていて、知り合いもいることがとても心強く感じました。そのご家族に加えて、シアトルのクリスチャンの方々には食事や交わりを通してたくさんお世話になり、「神様はシアトルの方々を通してここまで私に良くしてくださるのか」と想像を超えた神様の備えに圧倒される日々でした。

神様から受け取った祝福を少しでもお返ししたいと思っていたところ、シアトルで長年続いていたJxJというミニストリーがパンデミックによって中断されていたことを知りました。JxJ(Jesus x Japanese)はシアトルの日本人クリスチャンが主催しているミニストリーです。冬の間にJxJの準備メンバーだった方々と何度かミーティングを持ち、日本からの留学生への伝道、日本人クリスチャンの交わり、日本語での賛美を柱として、2月にJxJを再開させることができました。メンバーの都合を調整しながら月に一回のペースでJxJが続けられていることは本当に感謝な事です。楽しい時間を一緒に過ごす中で、留学生や日本に関心のある参加者と友達になるきっかけが生まれています。証や賛美、温かい食事と美味しいケーキに加えてゲームや卓球などなど。一つ一つが大切なプログラムです。

毎回の証を通して、どのようにイエス様と出会ったか素直に話す姿に励まされました。特にシアトルで信仰をもった学生の証は力強いものでした。帰国後の様々な心配がある中でも、聖書の生き方への確信を語る姿に励まされました。彼と継続して連絡を取りながら、イエス様と共に生きることを励まし合って行きたいと思わされています。

食事はお互いを知ることができる大切な時間です。学生がなぜシアトルに来る事にしたのか、学校はどうか、アメリカでの生活はどうか。色々な話を聞きながら刺激を受けることも多く、ライフステージは違っても良い友達になれた学生が与えられました。参加人数の波もあり、今日はどんな雰囲気になるかと思うこともありましたが、毎回神様が豊かな時間を備えていてくださいました。この交わりのために、参加者の心を惹きつける日本食を作ってくださる奉仕者が与えられていることは本当に感謝なことです。一方で、食事を継続して提供するための金銭的なサポートの必要を感じています。現在、全ての料理が奉仕者の持ち出しで提供されていますが、今後もJxJを続けていくために献金という形でJxJの働きをサポートしてくだされば幸いです。

JxJでは日本語での賛美を大切にしています。ただ、私は未信者の方もいる空間で賛美をすることにどこか引っ掛かりがありました。”知らない宗教的な歌”を聴かされて戸惑わないか、居心地を悪くしていないか、と気にしていたのです。しかし、JxJを再開する前にこの考えを変えてくれた学生との出会いが与えられました。彼女は数ヶ月間バイブルスタディをしている間は特に信じようとは思わなかったけれど、ワーシップソングを聴いてた際に気持ちがふと変えられたことが信じるきっかけになったと話してくれました。この話を聞いて、賛美を用いて人の心を動かす聖霊様の働きにもっと信頼する必要があるのだと気付かされました。私たちの賛美を通してイエス様の愛が伝わるように、という思いで賛美できたことは私自身にとって大きな経験でした。

ある日のメンバーミーティングで、毎回賛美する曲を一つ決めようという話が上がり、「新しい命」という賛美を選びました。「あなたと出会えた 何ものにも変えることできないその愛」冒頭の歌詞で涙が込み上げてきます。イエス様との出会いがどれだけ自分の人生を豊かで喜び溢れるものにしてくださったかを思い返し、1人でも多くの学生がこの愛を受け取って欲しいと言葉にならない熱い気持ちが溢れてきます。これからもJxJでの賛美を通して学生の心に聖霊様が触れてくださる事に期待しています。

私はシアトルでのトレーニングを終えて帰国する事になり、残りのメンバーに今後の運営をお任せする事になりました。ここでは書き切れなかったメンバー1人1人の奉仕に感謝します。学生からお子さんのいる世代まで多くの方がJxJのために祈り、奉仕してくださったことを覚えます。

どうぞ毎回のJxJがイエス様の愛が溢れる、楽しい場所になるようにお祈りください。また、そのためにメンバーが喜びと一致をもってJxJを続ける事ができるようにお祈りください。

 

*JXJは、JCFNの地域集会の一つです。献金は、JXJ指定としてJCFNまで送金ください。献金方法はこのリンクにあります。献金リンク

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